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大沢町でとんど見学

「とんど」または「とんど焼き」ってご存知ですか?

小正月(こしょうがつ)に行われる火祭り行事のことです。
まず、「小正月」ってなに?と思う方も多いでしょう。小正月とは、大正月といわれる1月1日に対比して、1月15日のことを指します。旧暦ではこの日が新年最初の満月の日にあたり、本来のどんど焼きは、新春の満月の夜に開催される火祭りなのです。

満月と神聖な火による浄化の力で、集落の人々の1年間の災いを払い、豊作や商売繁盛、家内安全、無病息災、子孫繁栄を願うのが「どんど焼き」です。

どんど焼きは、地域住民が、わらや青竹でやぐらを組み、持ち寄った門松やしめ縄などの縁起物と一緒に燃やすのが一般的です。

地域の方によって高く組まれた竹をみんなで囲みます

とんどを目指してサイクリング


今回は、平日の夕方イベントということで2名で大沢町一周サイクリングしました。
家に飾ってあったしめ縄を持参して、とんどの火で燃やしてもらいます。

二人で晴れた冬の日に大沢町一周サイクリング
正月飾りを持参して参加です

大沢町一周サイクリングも今回のようにロードバイクでいくとちょうど軽くいい運動になるくらいの距離ですね。国指定の重要文化財「豊歳神社」を見学したり、神戸市の眺望10選に選出されている「光山寺展望台」で休憩したり大沢町のビュースポットをまわりました。

豊歳神社で重要文化財を覗き込む
光山寺展望台からとんど会場もみえてました

光山寺からみえていたとんどの会場になっている上大沢ふれあい会館に到着。会場には消防団や地域のファミリーなど多くの人が集まっていました。

組まれた竹の大きさに驚く参加者「アレに火をつけるんですか!?」
持参したしめ縄も一緒に燃やしてもらいます

 

その年の年男・年女は神主さんから厄払いを受ける

 

夕方になり日が沈みはじめた頃、厄除けを受けた年男と年女の方々によって着火。
竹は勢いよく燃えあっというまに組んでいた竹は燃えました

 

書初めが熱風で高く舞うと「字が上手くなる」といわれています

 

会場では鏡餅がはいったぜんざいが振る舞われ、寒い日に温かくて甘いぜんざいが身に沁みるおいしさでした。残り火に当たりながらぜんざいを食べながら今年一年の無病息災を願いました。
地域に昔から伝わる伝統行事に参加できてよかったです。コロナ禍で行動が制限されますが、withコロナ時代に対応しながら過ごしていきたいですね。2022年もよろしくお願いします。

とんどの残り火にあたりながら食べたぜんざいが最高でした。
コース概要道の駅神戸フルーツフラワー パーク大沢を出発し、大沢町一周サイクリングコースをまわりとんど会場の上大沢ふれあい会館を目指す。途中で光山寺展望公園で小休憩。
コース総距離19.6km
獲得標高443m
おすすめスポット道の駅神戸フルーツフラワー パーク大沢、光山寺展望公園、とんど焼き