神戸市北区淡河町では毎年2月11日(建国記念日)に冬のぶるっと淡河イベントが開催されます。
町内のお店や施設を巡ってスタンプを集めて、景品と交換することができます。
淡河町をサイクリングで巡ります
淡河でみつけた「丁稚羊羹」ののぼりに惹かれて最初のチェックポイントのスーパーおうごに立ち寄り。さっそく丁稚羊羹をゲットして次のチェックポイントへ向かいます。満月堂で豊助饅頭もゲットして、道の駅淡河でドリンク買って休憩。休憩ポイントが多く設定されていて、自転車で巡るにはちょうどいい。
淡河宿本陣跡では淡河バンブープロジェクトがワークショップをしていたり、満月堂のお団子やお汁粉があったり、イベントを盛りあげ参加者もみなさんたのしそう。景品のチューリップは次々と交換に訪れる人がいてもらった人も大満足の様子でした。
夕方まで時間が少しあったので、丹生山の登口付近にある勝雄不動滝をみてきました。自然の中にある滝はマイナスイオンを感じる癒しの場所でした。またハイキングで来よう。
淡河八幡神社で「御弓神事(おゆみしんじ)」
毎年2月11日(祝)に執り行われる淡河八幡神社での「御弓神事(おゆみしんじ)」が、今年800年目を迎えます。この「御弓神事」の起源は貞応2年(西暦1223年)、鎌倉幕府北条氏が西への勢力拡大時、北条氏の御拝神「鶴岡八幡宮、応神天皇の御霊」を淡河八幡神社に分祀された闇夜の神事で、境内の邪悪を弓矢で祓い清めたことが始まりです。この神事は闇夜のなか、「松明(たいまつ)」と「月明かり」のみを頼りに執り行われました。この度の800年目となる御弓神事では、原点回帰として寒中闇夜の中で「松明」と「月明かり」を頼りに神事が執り行われます。先日、氏子さんにより松明の点灯試験も実施。神事に向けた準備が進められています。鎌倉時代から800年に渡り、地域で受け継がれてきた伝統行事は、本年も厳かに執り行われます。
今回は淡河を自転車で巡り、夜には800年前から続く伝統行事を観覧し歴史を感じる1日でした。神戸の農村に残る伝統文化を知るいいきっかけになりました。